IMG_20190211_005016049

『ゴジラ2(Godzilla: King of the Monsters)』の2018年12月10日に公開された
アメリカオリジナル版2ndトレーラー、
その解説①です。

場面状況や登場人物紹介を、
レジェンダリー公式やスタッフインタビュー・
海外映画ニュース等の情報に基づいて記載し、
物語が初見の方にもある程度分かるようにしています。

データが大きくなり過ぎたので、
今回も前後に分けてあります。
※ 後編(解説②)



【オリジナル版2ndトレーラー】







なお、この2ndトレーラーは、
先に公開された1stトレーラーの内容と
リンク・続編的な側面もありますので、
初めての方は、先にそちら
(アメリカオリジナル版)をご覧いただくことをおすすめします。



【オリジナル版 1stトレーラー】 
(4K60FPS超高画質)

 



【オリジナル版 1stトレーラー解説リンク】

1stトレーラー解説①

1stトレーラー解説②
 










IMG_20190127_175634311
IMG_20190127_175729221

電源を入れると、低い音を立てて計器類が作動─


IMG_20190127_175838755
IMG_20190127_180000775


「…ハロー?」

IMG_20190127_180116630

マディソン・ラッセル(ミリー・ボビー・ブラウン)は、旧式の通信設備の部屋で語りかける。

母である
モナークのエマ・ラッセル博士
(ヴェラ・ファーミガ)と共に、
テロ組織に誘拐されていた。 

通話ボタンから手を離し、耳を傾ける…

IMG_20190127_180244679

しかし、呼びかけの通信は
生き物の死に絶えた海上を─ 


「誰か、聴こえますか?…」

IMG_20190127_180501016

命からがら逃げ惑う人々の上を─

47
38

そこはメキシコのモナ島。

巨大な翼竜の黒い影が
街の上空をハリケーンのように飛び去り
人が、街が吹き飛んでいく…



 「応答してください!」

36

ワシントン D.C. 

世界の中心を誇るアメリカの首都も
軍の応戦むなしく
合衆国議会議事堂は壊滅状態だった。


 IMG_20190127_180907295

その彼方、稲妻や竜巻の起こる雲の中には
災いの源─3つの頭を持つ黒い影が… 
 


IMG_20190127_181334420

「…みんな…火の海…」

「誰か…聞こえ…のか…?」

IMG_20190127_181516037

ノイズの中、わずかに聞き取れる人の声が─


IMG_20190127_182016949

しかしすぐに、周囲の激しい騒音と、
何か獣の叫ぶような音に覆い潰されていく…


IMG_20190127_182528372

そして、
声は聴こえなくなった… 



IMG_20190127_182632572





IMG_20190131_180617616

モナ島の休火山に建造された
【モナーク前哨基地56(OUTPOST 56)】
爆破され、
噴火と共に目覚めたタイタン属ラドン。 

エマ博士によれば、
ゴジラを始めとした彼ら巨大生物は、
かつて神話で云われている古代の神々 
“Titans(タイタン)”といわれ、地球を統治していた─


IMG_20190131_180734828

1機のオスプレイが
南極の【モナーク前哨基地32(OUTPOST 32) 】
に到着。

モナークはここでも
氷の中で眠る巨大生物を監視していた。



IMG_20190131_180850984

とある油田地帯。
相継ぐ巨大生物の出現…




「上院議員、
私たちは確信しています」 

IMG_20190131_181100395

誘拐された元妻のエマ博士と
娘マディソンを救出せんと、

かつて所属していたモナークと行動する
動物学者マーク・ラッセル
(カイル・チャンドラー) 



IMG_20190131_181212651

ジョナ・アラン (チャールズ・ダンス)。

タイタンの生体組織を収集し
闇市場に流通させる事と、 
世界を平等にする事を掲げている
テロ組織のリーダー。

かつてマークが開発し、エマ博士によってバージョンアップされた、
タイタンとのコミュニケーションを行える装置
「オルカ」を得るために、
彼女とマディソンを人質に取る。




「─これら出現している
タイタンは
氷山の一角にすぎません」


IMG_20190131_181331484

その時、確かに南極の分厚い氷層下には
悪魔と呼ばれる巨大なモンスター・ゼロが─


IMG_20190131_181525895

5年前の2014年、
サンフランシスコでの
ゴジラとムートーの死闘以来、

特務研究機関モナークは、存在が公けにされ、
今、上院聴聞会にて、
組織とタイタンの報告を行なっていた。


IMG_20190131_181625222

モナークの古生物学者
ヴィヴィアン・グレアム博士(サリー・ホーキンス)

今やモナークは、彼女ら長年の研究を行ってきた
科学者チームの他に
独自の戦闘部隊 “G-チーム” をも組織していた。


IMG_20190131_181735287

復活したラドンに接近する
航空機「アルゴ」と、
避難するオスプレイ


IMG_20190210_233500499

そしてなお、世界各地で目覚めるタイタンたち─


こうした現状下、
人類は
タイタンたちの持つ
大自然的叡知受け入れず

このまま自らを過信して、
国家間の戦争、資源浪費、環境破壊・汚染などを
行い続けるなら、
その元凶─地球に巣喰う病原菌として
この世界から排除・滅亡させられてしまうだろうと…


07

海底深く、
タイタンの歴史が刻まれる遺跡は、
地球の底からのエネルギーが溢れる。

39



47

チェン博士 (章子怡 チャン・ツィイー) 
タイタンの神話的背景を解読する
モナークの科学者。

彼女たち一行は海底基地で
ゴジラと遭遇。畏敬の念を覚え、
身を以てタイタンの真実性を実感した。

そこに希望をも見いだす─



「このタイタンたちで、
我々を保護してくれるのは
どれなのでしょうか?─

46

海底で、タイタン属ゴジラ
せびれを静かに明滅させ、
何かを警告しているようだった。


51

中国雲南省、熱帯雨林地帯の
【モナーク前哨基地61(OUTPOST 61)】では
タイタン属モスラが羽化。

47

成虫となり、光の羽根を広げ飛び立つ。


加筆2019.2.17
38





また、我々を脅かすのは?─」

53
48
IMG_20190211_233027397
15

タイタン属ラドンの猛威は
地上の浄化のためか?


49
03
12
34

そして、氷層下のモンスター・ゼロ
南極から目覚める。



「だからあなたたちは、
ゴジラを私たちのペットにして
欲しいと? 」

33

現実味を感じず、
退屈そうに話しを聴いていた上院議員
(CCHパウンダー)は、皮肉交じりに尋ねる。


46
06

他の議員たちもあざ笑い、
モナークの外交担当
サム・コールマン (トーマス・ミドレッチ)の説明は
相手にされなかった。


01

議員らのこの傲慢な態度に
5年前ゴジラとムートー殲滅(せんめつ)のため、 
『科学者』であり『被爆国の人物』
の助言を無視して核兵器使用を決断

結果、殲滅は叶わず事態の悪化を招いた経験を持つ
アメリカ海軍第七艦隊提督であった 
ウィリアム・ステンツ(デヴィッド・ストラザーン)
言い返そうとするも、適当な言葉が出ない。

「いいえ─」
しかし、その冷笑は別の人物の
静かな一言で遮られた。


「飼い慣らされるのは、
我々なのですよ」 

55

その『科学者』
モナークの生物学者、芹沢 猪四郎 博士(渡辺 謙)
微笑みは、怒りを押し殺し、
彼らを侮蔑しているように見えた。 


そして芹沢博士の行動、
マグマ溢れる謎の巨大寺院を
独り歩む彼の行き先は─

46


《後編─解説②に続きます》