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ニューヨーク・タイムス
「来年は『ゴジラvs.コング』でも、またお会いできますね。
あなたの演じるキャラクターはどのような人物ですか? 」

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モナークの特殊スーツに身を包んだ姿が公開されているアレクサンダー・スカルスガルドが、 
ニューヨーク・タイムス(10月18日付)での
インタビューにて、わずかですが言及しています。
内容は短く、映画の核心にはまだまだですが、興味深い部分を含んでいます。 

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アレクサンダー・スカルスガルド
(Alexander Skarsgård / Alexander Skarsgard)はスウェーデン出身の俳優。
2016年の映画『ターザン:REBORN』
(The Legend of Tarzan) で主役を演じました。 

日本では「スカルスガルド」と表記されることが多いですが、発音的には「スカーシュゴード」となり、「スカルスゲールド」と表記される事もあります。

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スカルスガルド 
(自分の演じる人物は、) ペリー
ランドール・フラッグよりもずっと好感が持てます」

※ ペリー(・ライト)とは
米TV HBOのミステリー・ドラマシリーズ 『ビッグ・リトル・ライズ』(2017~)での、彼が演じたニコール・キッドマンの夫。 
妻を溺愛している反面、DV夫でもあるという
二面性を持つ。
シーズン2(2019)で死亡。 

ランドール・フラッグとは、
スティーヴン・キングが1978年に発表のホラー小説『ザ・スタンド』(The Stand)を含むキング作品にたびたび出演する悪役
米CBS All Accessミニシリーズとして、この『ザ・スタンド』が製作・2020年に配信。彼が演じる事が発表されている。

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(vs.コングで演ずる)彼は地質学者であり、
コングと良好な関係(= closely “密接”という意味も)です。

自分がこのキャラクターで気に入ったのは、
彼が臆病な性格で勇敢じゃなく、
リーダーやヒーローになる準備ができてないんです。 
なので彼は、しぶしぶこの冒険に加わります。 

以前自分が演じた役で、割りと気に入っているものに、中東の紛争下での細やかな愛情とダークな作品
 『リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ』(2018年、英BBC One放送のTVミニシリーズ)
そして息子を失った男についての
『ホールド・ザ・ダーク そこにある闇』(2018年米スリラー映画)があって

こうした、かなり集中力を要する役の後だったんで、(このキャラクターをいただいた時は)準備万端・よろこんで!だったんです」

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以上『vs.コング』でスカルスガルドが演じる
キャラクターについての話しはとても短いものでしたが、ここで明かされた情報─

【地質学者】
【コングと良好な関係】

【臆病で勇敢ではない、
リーダーやヒーロータイプではない。
しぶしぶミッションに参加する】

という事から、物語の背景等について、
多少想像出来る事があります。

すでに公開された撮影現場画像から、
彼がモナークの一員だという事は解りました(下の画像参照。肩パットにモナークエンブレム)が、


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その役柄は衣装からGチーム的(あるいはGチームのバージョンアップ?)兵士ポジションだろうと思っていたのですが、

地質学者─芹沢博士やマークと同じ科学者?
では以前の科学者グループも、彼のように戦闘スーツ?を着用するようになるのでしょうか?─という疑問が生じました。

しかしここで、彼がコングとの特別な関係があるようなので、
髑髏島に足を運んでいる
モナークの特殊なメンバーではないか?という可能性がありそうです。

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というのもシリーズ前作
『Godzilla : King of the monsters』
エンドロールにある、様々なニュースソースの中で

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「空洞地球を探索する
モナーク」 
副題に「モンスターハンターたちは、髑髏島の地下でタイタンたちの起源を探す」
という記事─

ここからスカルスガルドが、
Gチームとは別の
“髑髏島にて空洞地球を探索するモナークの部隊”あるいは
“モンスターハンターと呼ばれる部隊?”に地質学者として参加しているのではないか?との推測も可能では?と思いました。 

なにせ髑髏島は同じエンドロールで言及されているように、

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「モナークは髑髏島周辺の軍備を強化 :
 巨大生物の島は危うい情勢か?」
なので
その事からも、彼が科学者であっても
戦闘スーツ着用は必要ではないか?とも。 


【追記11/1】
※ 余談ですが、上記ニュースソース副題は原文が
 "Mysterious island becoming unstable?" で、直訳すると「神秘の島は不安定になった?(危うい情勢か?)となり、
"Mysterious island(神秘の島)" はここでは髑髏島のことですが、 
1961年公開の古典的映画SF巨大生物の島』の原題が
"Mysterious island(神秘の島ジュール・ヴェルヌ原作の小説)" である事を思い起こさせるので
「巨大生物の島」と、ちょっとアテ込んで訳してみました(どやぁw)





そしてさらに別のニュースソースで

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「古代の“空洞地球”人類たちは、タイタンたちと共存していた」 というものもあり、
モナークが空洞地球(HOLLOW PLANETS=日本では “地球空洞説” として知られる)の
入口があると云われる髑髏島へ、
地質学者であり、
コングと良好な関係を築いている彼を派遣し、
遺跡調査を命じているのでは?と思ってみました。

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そして彼のコングとの良好な関係性ですが、

先にロシアのシネマエキスポ(9月18~20日)で公開されたトレーラーを観た人による

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(スカルスガルドの演じる)キャラクターは悪役みたいでした」という感想と
彼の過去に演じたいくつかのキャラクターから、
スカルスガルドの悪役説は可能性を感じてしまう向きもありますが、

しかしシリーズ前作『Godzilla : King of the monsters』のトレーラー等で、
ミリー・ボビー・ブラウン演じるマディソン
(下の画像上段)が、

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同じミリーの演じる
『ストレンジャー・シングス』での超能力少女
イレブン(上画像中段)─画像の第2シーズンでのヘアスタイルと衣装なんか、今見るとモロにマディソン的w
そして日本の平成ゴジラシリーズ超能力少女 
三枝未希(同画像下段)、

─この二人のキャラクターから一部のファンが、
「ひょっとしてマディソンも超能力少女?」と期待してしまった、
製作会社の楽しいミスリード戦略
(お遊びw)を、今回も仕掛けてくる可能性も─

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それによって一見悪役のように思えてしまったスカルスガルドですが、実はコングと仲のよい、真にモナーク側の人間では…

という展開もあるかな?と。


以上インタビューは短く、一見当たり障りのないものに見えますが、
そうしたいくつかを(これも妄想範囲ですがw)
考えてみました。
今後の情報公開がまた楽しみです。

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