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 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
日本限定ポスタービジュアル - (C) 2019 Legendary and Warner Bros. Pictures. All Rights Reserved. 



日本限定
『Godzilla: King of the Monsters』
(邦題 : ゴジラ  キング・オブ・モンスターズ) 
新ビジュアルが公開された!

(3月5日早朝5時にネットニュースにて
報道。
公式はその後午前9時に公開)



全世界待ちに待った…
こんなのが見たかったなぁ♪
 
同ビジュアルはポスターと共に、
チラシにも採用されるということで
(前売りと同時期)

なお、
前売り発売は
3月15日。

3万名限定で、ゴジラとキングギドラの
バトルが描かれた、
日本限定オリジナルクリア
ファイルが特典となるそうです。

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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』日本限定ポスタービジュアル - (C) 2019 Legendary and Warner Bros. Pictures. All Rights Reserved. 










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まもなく公開のレジェンダリーゴジラ最新作、
全世界注目の
『Godzilla: King of the Monsters』
(邦題『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』)

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この作品において、
ゴジラ達を“タイタン”(タイタン属)という設定で扱う事が
トレーラーで詳しく語られています。

タイタンとは “ Titans ” 
─ 古代ギリシア語でΤιτάν(ティーターン):
といい、ギリシャ神話に登場する原始の神々・巨人族─と呼ばれた存在の事で、

もともと、オリジナルの『ゴジラ(1954)』も
「呉爾羅(ゴジラ)」 という
大戸島の伝説の怪物としており、

それぞれが
神話や伝承に寄せて、
太古から地球に存在していたというイメージを持たせている
ひとつの設定手段なわけですが、

今回のレジェンダリーゴジラで
このタイタン設定が公にされた時、

海外の映画やTVの話題や最新ニュースを扱う、
日本の とあるブログが、 

 「“タイタン” とか書かずに、ふつうに “怪獣” と書け!!と不満を抱くゴジラ・ファンが当然、いらっしゃるはず」
とか、
「なんで “怪獣”という呼び名を封印して
“タイタン”なんて新語を持ち出したの?!、
日本のファンからブーイングでしょ?!」
等と書いてたのにビックリ。

「オレはこう思う」と、
個人の意見ならそれは色んな意見があり、好き嫌いを語るのは楽しいですが、
「みんなこう思うはず!」と
執筆者一個人の考えを、さもファン皆が言ってる…として正当性感を出すコレって…

とんだ情報ブログだなぁwと苦笑したんですが…


ところが後日、
知り合いのゴジラ大好き・スーツアクター中島さん大尊敬な  I 長官さん から教えてもらったんですが、

初代ゴジラの海外版
『GODZILLA King of the monsters!』(1956)
当時の、今やヴィンテージポスターと呼ばれるもの↓を見ると。。。

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このポスター上部に

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TITAN(タイタン)と…


INCREDIBLE,  UNSTOPPABLE TITAN OF TERROR ! 
(凄まじい、制御不能な
恐怖のタイタン!)
というゴジラを示すキャッチコピーが!

 

もうひとつ、

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↑このバージョンにも
上部に
INCREDIBLE,  
TITAN OF TERROR ! 
(凄まじい、恐怖のタイタン!)




また、当時のトレーラーでも
ナレーションが
「INCREDIBLE,  
TITAN OF TERROR ! 」
語っています(30秒あたり)





その部分を字幕ONにした状態でスクショしてみました。↓

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これら当時の資料から

アメリカで
初代ゴジラを知っている世代
にしてみれば
新語を持ち出したワケではなく、

ゴジラ=TITAN(タイタン)は 
馴染んだ言い回し

お決まりの宣伝文句のひとつ
だったようです。




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↑新聞広告
GODZILLA の名前の下にも─




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↑オーストラリア版
ポスター上部・GODZILLA の名前の上にも─



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↑こちらは後の作品
『THE TERROR OF GODZILLA(ゴジラの恐怖)』 と題した
『ゴジラ対メカゴジラ』ポスターですが、

ポスター上部に
THE MIGHTY 
TITAN OF TERROR
(強大な恐怖のタイタン)

と─





これら当時の残っている数々の資料を見ると、
ゴジラを “タイタン” と呼ぶのは此度の思い付きではなく、


例えばキングギドラを
当時、『怪獣大戦争』の
「怪物ゼロ」という名称を
「モンスター・ゼロ」
と翻訳し、

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それがギドラの別名として
映画タイトルにまでなり、
古くからのギドラの海外名称
として認識されており、

今回、設定は異なれど
新作のレジェンダリー映画でも使われている
という、

古きファンにとってはニヤリとする、
馴染み深い妙チョイス・ 
代名詞的言葉
だったんですが、

この度のタイタンも同じく
西洋のゴジラファン・または向こうの情報をよく知るファンからすれば、
これまた「ほほう♪」と思う取り上げ方だったのかな?と思ったワケです。

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こういうセンス、
決してゴジラたちそのものの名称を変えたわけでもなく、
古いアタマの自分は
個人的に凄く納得し、面白く感じた設定でして、


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反対に例えば
ゴジラ自身の名前に、全く関係ないどっかのロボットモノの映画タイトルの一部分を取ってくっつけ
それを「新しいゴジラ」としちゃった方が
全然新しくない・二番煎じ感が強く、
先に紹介した とある情報ブログ様の仰る
「なんでシンゴ…新語を持ち出したの?!」
的感じがしてしまいました。

─カッコいいと感じてる方々には申し訳ありません。
あくまで古いアタマの個人的感じです。

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イギリスの月刊映画雑誌
エンパイア・マガジン』
No.358 2019/2月号にて、
『GODZILLA:King of the Monsters』が、
来年(つまり今年)の大ヒット予想作品のリストに選ばれています。 


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その記事で、今回のストーリー上のポイント─ゴジラたちが伝説の神々 : タイタンだという事について語られており、
短いですが、ドハティ監督のインタビュー部分を中心に、かいつまんで紹介します。




登場するゴジラ(そして他の怪獣)は、
前作ギャレス・エドワーズ監督2014年の作品で描かれたように、
猛威を振るう巨大な生き物ですが、神として描かれています。

「彼らは神話で云われる巨大な神々─タイタンなのです」
とドハティ監督は説明します。

「世界中の伝説の源─ドラゴンや巨人族、
リヴァイアサンやベヒモス
(共に『旧約聖書』に登場する海中の怪物と陸の怪物)
といった、

聖書や古代ギリシャ神話の生き物であり、
それがおとぎ話ではなく、実在するわけです」

すでに公開された終末論的な予告編が示すように
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は前作『ゴジラ(2014)』に続き、レジェンダリー最新のゴジラとしてシリアスな雰囲気を保ちます。

しかしドハティ監督は『Krampus』
(邦題『クランプス 魔物の儀式』(2015) 
サスペンス ダークファンタジー)を作った人です。
ですからただ暗いとは限りません。

「気軽に楽しめる映画ですよ」と監督は語っています。

「巨大なモンスター同士の戦いは、単純にワクワクしますから」







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