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─ゴジラのモーション・キャプチャーは?

ドハティ監督 スタントマンのT・J・ストームがゴジラをやっています。

【『映画秘宝』2019年 2月号インタビューにて】


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↑先の “スタントマン” という翻訳は
とても物足りないのですが(笑)

T.J. ストーム(T J Storm) は、
アメリカの俳優、声優、スタントマン、
ダンサー、格闘家、と
様々な分野で活動。
ゲームや映画のモーション・キャプチャーのベテランです。

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今年公開の
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』 
そして
2014年の『GODZILLA ゴジラ』でも、
ゴジラを演じています

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『GODZILLA ゴジラ』(2014)は事前に
プレビズ作業(映画制作の初期段階に、作業の効率化を図るために視覚化する)
がなされ、
ストームはその時点から参加。
その後丁寧なCG製作が行われ、彼の名前は
クレジットされていませんでした。 


2014年5月に行われたアメリカでのワールドプレミアにて、
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ
(2001~)のゴラム役、
ピーター・ジャクソン版『キング・コング』(2005)のコング役、
『猿の惑星: 創世記』 (2011) リブート・シリーズの 主人公シーザー役 等々…

モーション・キャプチャーの第一人者である
アンディ・サーキスが訪れていたのが話題となり、作品に携わったとの事から、
彼がゴジラのモーション・キャプチャーを担当したと報道されましたが、
この報道は正確ではなく

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アンディ・サーキスは 
『WonderCon 2014』での
IGN(ビデオゲームを中心としたいくつかのエンタメに関するWebでの報道を行う米国の企業)が行なった 2014年4月21日公開のインタビューにて、
自分が参加したのは、通常のモーションキャプチャー製作とは違うと語り、

撮影後(モーションキャプチャー後)、演技にゴジラの魂(内面──意識・思考・感情・意思などの源)をどのように表現し、加味することが出来るかのアドバイスをしたと述べており、

インタビュー動画はYouTubeでも公開されています。

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アンディ・サーキスと出会いで、感激のストーム。


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こちらは
ミレニアムゴジラのスーツアクター
喜多川 2tom(喜多川務) 氏

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ストーム氏の筋骨隆々とした姿を見ると、
レジェゴジのたくましさも納得です。

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─そして、次のコングとの戦いにも、
やる気満々です(笑)