映画館にある、大型ディスプレイ。
段ボールに印刷された立体広告物─専門用語でスタンディというそうです。
映画配給会社の依頼で作られる、
これら販促物。
今回の
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の大型スタンディが
広島市西区の『109シネマズ広島』さん
(広島県広島市西区草津南4-7-1 アルパーク北棟3F、JR新井口駅・広島電鉄商工センター入口駅最寄り)にある。というツイートを見たので、
訪れてみました。
背後に、これまでのゴジラシリーズの映画ポスターが並べられ、
ゴジラ65周年の歩みを示していますが、
今作品正面メインのレジェゴジ(ドハゴジ)に隠れて見えにくいモノもあるようです。
角度によって微妙に見え方が違いますが…
参考までにこちら下の画像は、ネットに掲載してあった割と正面なものをお借りしました。
ちょっとした角度にもよりますが、
特にセビレと尻尾の間の
『vsビオランテ』『vsキングギドラ』
『vsスペースゴジラ』『vsデストロイア』は
ずいぶん不利に思えました。
(個人的にはデザイン時に
シッポの位置を寄せたり等、工夫の余地は
十分あると思いましたが?)
ところで「ゴジラ65周年」というコトですが、ここには何故か、アニメゴジラ三部作と、
1998年、トライスター・ピクチャーズで製作された 初のアメリカ版ゴジラ(エメゴジ)が
掲載されてませんでした。
これまでDVDシリーズなどで、
「ゴジラシリーズ」として同等に扱われてきたエメゴジ、どうしちゃったんでしょうか?
これに関連するのか、今アップされている、
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の
公式ツイッターで、
なにやら平成ありがとうと称して、平成に公開されたゴジラシリーズの画像が掲載されていたらしいのですが、
動画だったらしく、自分のスマホでは動画が見れない時がありますが
ここの閲覧された方々のコメントを拝見すると、
ここではアニゴジは掲載されていたのに、
やはりエメゴジが除かれていたそうです。
自分は何故か今、GoogleやYahooの
検索エンジンに「GODZILLA 1998」として
検索かけても、
トップには2014のレジェンダリーゴジラが出ます。
まさか大人の事情(契約終了)とか?
【追記】
ただ今5月1日11:40過ぎ。
検索かけたら
キチンと冒頭の絵柄から何からトライスター版が出るように修正?されてました。
明らかに手が加えられたように感じるんですが(笑)
話を戻して、今年のバレンタインチョコでこのようなものがありましたが、
これもまた独特です。
こちらは海外製作のものがない─
65周年って統一感がないなぁ。。。
まあ、ザックリ何となく
ゴチャゴチャ沢山あるような雰囲気が出せればオッケーなのかなぁ?
単なる愚痴でないことを分かっていただきたいため書きますが、
手前味噌ですが自分は昔、比較的大手企業で
こういうシリーズモノの製品開発と共に、
販促のためのチラシなり小冊子なりをも企画構成していたので、
自分が担当する前からの、品物の受け取り手(ファン)のお気持ちや、
それを発信する側の企業の姿勢を表すものとして、表現等に細心の注意を払っていました。
このスタンディ、上の写真を見ると
尻尾を固定する台座が、
『ゴジラ(1984)』と『vsビオランテ』の
タイトル部分をしっかり潰しています。
今回のこれに限らず、このコンテンツをザルのように扱うように思える
この製作会社の様子にはいささか疑問を持っています。
これが単なる老害の戯言で終わりますように…
あ、劇場の方に問い合わせたところ、
このシネコンでは4DX上映が
されますが、
今の予定では日本語吹き替え版だそうです。
ただし、まだ上映まで1ヶ月あるので
予定が替わる
(吹き替え版だけとはならない
可能性も、という意味でした)事もあるかもしれません。と、
(劇場の責任者クラスの方とお見受けしました)とても丁寧に教えて下さいました。
4DXで字幕は大変かもしれませんが、もし、
チャンスがありましたら観てみたいなぁとも
思っています。